保安管理業務講習

保安管理業務講習で得られるもの

これまで、保安業務従事者の要件として、必要な実務経験は「第３種＝５年」「第２種＝４年」「第１種＝３年」でしたが、保安管理業務講習を受講することで、保安業務従事者の要件に必要な実務経験を一律３年に短縮することが可能となりました。

「保安管理業務講習」を受講することで、
第３種電気主任技術者免状を有している方は、実務経験５年から３年に！（２年短縮）
第２種電気主任技術者免状を有している方は、実務経験４年から３年に！（１年短縮）

講習の全部又は一部を受講された方には、「修了証」を発行します。

保安管理業務講習について

電気事業法第四十三条において、事業用電気工作物を設置する者は、事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をさせるため、経済産業省令で定めるところにより、主任技術者免状の交付を受けている者のうちから、主任技術者を選任、届出することが定められています。

ただし、電気事業法施行規則第五十二条第２項に掲げる自家用電気工作物の事業所の保安管理業務を同規則第五十二条の二に規定する要件に該当する者（又は法人）と委託契約（外部委託）が締結されているものであって、保安上支障がないものとして経済産業大臣又は管轄する産業保安監督部長の承認を受けたものは、電気主任技術者を選任しないことができ、その場合の電気主任技術者の役割を委託契約先の保安業務従事者が行います。
これまで、保安業務従事者の要件として、電気主任技術者の免状交付後、電気主任技術者の免状の種類に応じて３年～５年の実務経験が必要でしたが、当協会が実施する「保安管理業務講習」を受講していただくことで、実務経験の期間を一律３年に短縮できることになりました。

保安管理業務講習については、主任技術者制度の解釈及び運用（内規）の４.(２)に講習科目と講習時間が定められています。

本講習は、主任技術者制度の解釈及び運用（内規）の４.(２)に定められた保安管理業務講習として実施するもので、自家用電気工作物の保安管理業務に関する座学及び実習カリキュラムとなっております。

※詳細は経済産業省のホームページ「保安管理業務講習について」をご覧ください。

対象者

第２種又は第３種電気主任技術者免状の交付を受けている方

講習日程および定員

【2024年度】
第１回講習	令和６年６月１０日（月）～１４日（金）定員：１０名　・・・・・受付終了
第２回講習	令和６年９月１６日（月）～２０日（金）定員：１０名　・・・・・受付終了
第３回講習	令和６年１１月１１日（月）～１５日（金）定員：１０名　・・・・・受付開始
第４回講習	令和７年２月１０日（月）～１４日（金）定員：１０名　・・・・・受付前